両親から資金援助を受けて二世帯住宅を建てたい。
- 二世帯住宅の建て方には大きく分けて次の4種類があります。
- (1)共用タイプ (2)内階段タイプ (3)外階段タイプ (4)連棟タイプ
- (1)は1つの住宅を二世帯で共用するもので玄関は1つです。
- 間取りの工夫ですべてを共用にしたりもっとも同居感の強いタイプ。
共用部分を多く取れば建築コストを抑えられます。
- (2)(3)は二世帯の住居スペースを1階部分と2階部分とで分ける場合に用います。
- (2)は玄関を1階に2つ設けて1階から2階に上がる内階段を通します。
- (3)は1階から2階に上がる外階段を通したうえで、1階と2階に玄関を1つずつ設けます。
(3)タイプでも内階段を通せば内部で行き来できるようになります。
- (3)タイプであれば内部階段分に鍵のついた防火扉などを設けることによって区分登記は可能になります。
- 区分登記が認められると登録免許税や不動産取得税、固定資産税などの合計額を共有登記の場合に比べると低く抑えることができます。
- (4)は二軒の家をくっつけて建てるようなもので、より世帯の独立性が保てるものです。
- 区分登記は可能です。
区分登記が可能であれば内階段・外階段タイプと同様に住宅ローンを親子で別々に組むことも税負担を抑えることもできます。